怪魚 ムベンガは人間を襲う?生態と最凶淡水魚の危険性!

危険な魚類

人間を襲う!いやいやワニをも襲うという最凶淡水魚「ムベンガ」!まさに怪魚中の怪魚なのです。

その恐ろしい形相からして、河で見たら腰を抜かしてしまう程に物凄い迫力があります。

ムベンガは学名を「ヒドロキヌス・ゴリアテ」通称は「ゴライアス・タイガーフィッシュ」となり、これは旧約聖書に登場する巨大兵士の名前に由来しています。

その名の通り、この種の中では最大で体調は1.5メートル体重は50キログラム程度なのですが、2メートルを超えるものも確認されているようですね。

このムベンガの巨大化には秘密がありまして、それはムベンガが保有する特殊なステロイドホルモンによる影響なのです。これを使ってムベンガはここまで体を進化させることが出来たのです。

独特な生態で恐れられるムベンガですが、食すと味も美味しく料理の食材や観光資源としての人気もある事から、地元では忌み嫌われている分けではないようです。現に日本からもムベンガ釣りにと現地アフリカを訪れる観光客もいるようですね。

今回は、そんな恐ろしくも人気のある怪魚ムベンガについてお話しして参ります。



怪魚ムベンガの生態

ムベンガは、アフリカ大陸の中央部に位置するコンゴ川水域に生息する大型の肉食魚で、最凶の淡水魚として知られています。

種類としては、カラシン目のアステラ科ヒドロキヌス属(タイガーフィッシュ)になりますが、その中でも最大となる種という事になります。

カラシン目ということですので、あのピラニアと遠縁の仲間ということになりますね。

ピラニア同様に歯があるのですが、大型のムベンガのそれは、数センチにも及ぶほど非常に大きく成長し、歯と言うよりはもはや牙という感じで常にむき出しの状態になっています。

この牙のような歯が上顎だけでも十数本生えているのですから見ただけで恐怖を感じてしまいますね。

この見た目同様に性格も非常に獰猛で、何でも手当たり次第に食べてしまいます。

コンゴ川の写真

出展画像:Wikipedia

ムベンガの名前にまつわる話

ムベンカの学名はHydrocynus goliath(ヒドロキヌス・ゴリアテ)となります。

この「ゴリアテ」(英語発音:ゴライアスと称することもあります)は、どうやら旧約聖書に登場するペリシテ人の大柄な兵士の名前に由来するようです。

またムベンガには「ゴライアス・タイガーフィッシュ」という通称も存在します。

所によってはこの「ゴライアス・タイガーフィッシュ」の名前の方が頻繁に使われるかも知れません。

タイガーフィシュは属種のヒドロキヌス属のことで、猛獣の虎から来ているようですね。

13世紀に描かれたダビデとゴリアテの絵の写真

出展画像:Wikipedia

ムベンガの特徴

ムベンガの特徴は、巨大な肉食魚で大きく鋭い歯と攻撃的な性格に貪欲な食欲と恐ろしさを形容するあらゆる言葉が当てはまりそうですが、それら以外に身体能力も高く泳ぐのも早いようです。

銀色に輝く体は水の抵抗を受けない流線形の形状をしています。

また、最大の特徴は(後述で詳細はお伝えしますが)、体内で特殊なステロイドホルモンを生成することが出来ることです。

これだけ、恐ろしいムベンガは、この姿になるには厳しい生存競争を強いられるアフリカの生態系を生き抜くために勝ち得た進化の結果のようですね。


最凶淡水魚ムベンガによる事件

ワニや牛、人間をも襲うと言われているムベンガですが、実際のところはどうなんでしょうか?

インターネットなどを見ていくと、人間がムベンガに食べられたなど様々な情報が飛び交っているのですがいずれもその真意のほどは定かではありません。

人が襲われるというのはあるようですが、死亡事故に至っているかは明確な報告が見当たらないのです。

ただし、30代の男の漁師さんが、網にかかったムベンガに水中に引きずり込まれ、数十針を縫う大けがをしたということは鮮明に報告されています。

幸い、命を落とすことは無かったようですが、男性が水中に消え辺りに血が広がった時には仲間の漁師さんたちはワニに襲われたかと思ったほどだそうです。

これは、ムベンガが網にかかった状態であったことが不幸中の幸いだったのかも知れません。仮に網にかかっていなかったら、考えただけでもぞっとしてしまいます。

また、事件ではありませんが、水中からジャンプして水面を飛ぶ鳥を捕食するシーンが動画でも上がっています。このずば抜けた身体能力もムベンガがモンスターとされる所以なのですね。

怪魚ムベンガはステロイドを使って進化をしている

ムベンガがここまでの体格と能力を身に付けたのには秘密があります。前述で少し触れていますが、実はこのムベンガは自分の体内で特殊なステロイドホルモンを独自に生成する能力が備わっているのです。

このステロイドホルモンはムベンガ自身を環境に順応した体に進化させることが出来るようなんです。

この進化を繰り返し、生存競争激しいアフリカでも生態系の頂点に君臨する今のその体を手に入れたようですね。

そう考えると、これからもこの進化は続けられ、何時の日か3メートル級4メートル級の今以上に恐ろしいムベンガが形成されるかもしれません。

いやもしかしたらもうどこかに潜んでいるのかも知れませんね。

現地では、人気者

このように人を襲うムベンガですが、現地ではそれほど忌み嫌われているようではなく、むしろ重宝がられているとした方が良いのかも知れません。

それというのも、現地ではムベンガを料理して食し味わっているようです。

また、そのサイズの大きさと引きの強さから、釣りの愛好家の間では大人気の魚で、ツアーも組まれるほどであり観光資源としてもムベンガの恩恵を受けているからです。

実際に、日本からもムベンガ釣りに現地まで向かう愛好家も沢山いるようです。

このことから、現地ではむしろ人気者なのかも知れませんね。

まとめ

今回は、アフリカの怪魚ムベンガについて色々とご説明をして参りましたが如何でしたでしょうか?

日本では、想像すらできない怪物・怪魚は世界にはまだまだ存在しているんですね。

2メートル級の体長の肉食魚で大きく鋭い歯を持ち、攻撃的な性格と貪欲な食欲にずば抜けた身体能力・・・まさに怪魚です。

アフリカならではの大自然だからこそ誕生したこの怪魚ムベンガ。

誰しもが「何時か見てみたい!」と思うのは当然の事かも知れませんね。

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