熊 vs 人間!素手で戦ったらプロの格闘家なら勝てる?

危険生物の最強対決

強さへの憧れは、人間特に男性なら非常に強い願望なのかも知れません。

それが、高じて強い動物好きに転じる人もいるようですから。

ところで、よく耳にする「格闘家が熊と戦って勝利した。」と言う話は本当なのでしょうか。

確かに、よく耳にするのですが、眉唾な印象がぬぐいきれないのも事実ですね。

今回は、この熊と素手の人間の戦いについて掘り下げてみたいと思います。

題して「熊 vs 人間!素手で戦ったらプロの格闘家なら勝てる?」です。

引用画像:井上尚弥オフィシャルブログ

実際のところどうなのでしょうか。

勢いのあるプロボクサー「井上尚弥」チャンピオンクラスであれば、もしかしたら勝機は見いだせるのかも知れませんね。



対戦相手熊

今回、人間が熊と戦うことを想定しておりますが、一口に熊と言っても様々な種類が存在するのです。

今回は、その中でも日本人にもメジャーな「ヒグマ」に「ツキノワグマ」で考えてみましょう。

ヒグマ

ヒグマのスペック

  • 分 類  食肉目 クマ科 クマ属
  • 体 長  雄の成獣で250から300センチメートル程度
  • 体 重  雄の成獣で250から500キログラム程度
  • 分 布  ユーラシア大陸および北アメリカ大陸
クマの写真

出典画像:Wikipedia

ヒグマは熊の仲間でもホッキョクグマに次ぐ大きさを誇ります。

日本においては北海道のみに生息し、陸生哺乳類では最大の大きさとなり最も危険な猛獣としてしばしば取り上げられます。

中でも三毛別羆事件を引き起こした通称「袈裟懸け」と呼ばれるヒグマは、今でもその恐ろしさが語り継がれています。

ヒグマの武器は、その大きな巨体から繰り出されるパワーに鋭利に尖った爪と牙です。

ヒグマの一撃で馬の首が吹き飛ばされたという逸話もある程です。

基本的には何でも食する雑食性ですが、肉食性もありシカやイノシシ、そして人間をも襲います。

三毛別羆事件でもそうでしたが、厄介なことに一度人間を食したヒグマはそれ以降人間を捕食対象として襲うようになってしまうのです。

また、身体能力も非常に高く、最大時速50キロ(65キロ説もあり)と言うスピードで走り、筋肉の鎧で覆われた頑丈な体からは想像できない程のしなやかさを持ち、木登りや泳ぎも得意なのです。

ヒグマに追いかけられたら、まず逃げることは不可能でしょう。

ツキノワグマ

ツキノワグマのスペック

  • 分 類  食肉目 クマ科 クマ属
  • 体 長  雄の成獣で120から180センチメートル程度
  • 体 重  雄の成獣で50から120キログラム程度
  • 分 布  日本も含むアジア全域
クマの写真

出典画像:Wikipedia

ツキノワグマは、ヒグマに比べて随分と小型ではありますが、身体能力は負けず劣らずの凄いものを身に付けています。

まず走る速さですが、ヒグマと同じく時速50キロものスピードを誇るのです。

また、木登りや泳ぎなどが得意で、武器となる鋭利に尖った歯と爪を持つところも非常によく似ています

極端な言い方をすると、戦闘的にはヒグマが小型化したと考えても良いでしょう。

「でも肉食じゃないから危険性は少ないのでは?」このような疑問もありそうですね。

確かに、植物食の強い雑食と言われているツキノワグマです。

肉も腐肉食と考えられていましたが、最近では小鹿を襲っていたとの目撃談もあるのです。

また、厄介なことに退治したツキノワグマの胃の中から、人間のものと思われる肉片が発見されているのです。

つまり個体によっては、ヒグマ同様に人間も捕食対象となる可能性があるのです。

 

熊vs 人間、勝つのはどっち?

それでは、「熊vs 人間」のシミュレーションをしてみましょう。

ここでは、前述の2種の熊と格闘家である人間が戦うというシミュレーションになります。

ヒグマ対格闘家

まずは、熊界の最強選手ヒグマになります。

クマの写真

出典画像:Wikipedia

正直なところ、このヒグマ相手に素手の人間が挑むということ自体が無謀と考えられます。

この戦いは、非常に興味深いようで様々なメディアでも特集が組まれていたようです。

多くは熊の専門家である猟師の談話になりますが、全員が口を揃えて「人間がヒグマに素手で勝つことは不可能だ。」と言います。

実際に人間であれば、かすっただけでも命を奪われるような強力な銃で撃たれてもヒグマは突進をやめません

この頑丈なヒグマに人間の素手が通用するはずがないというのです。

しかし、以前このヒグマを倒した格闘家がいました。

それが極真空手のウィリー・ウィリアムス選手です。

実写映画「地上最強の空手」でこの衝撃的な格闘シーンは紹介されています。

ウィリー選手も2メートルの大男ですが、相手の熊は体長2メートル45センチメートル、体重320キログラムのヒグマです。

どうみても勝てるはずがないのですが、映像ではウィリー選手が素手でヒグマを圧倒しているのです。

これには「爪と牙が抜かれていた」とか「調教された熊である」または「鎮静剤で弱らせていた」など様々な憶測が飛び交いました。

確かに、ウィリー選手とクマが組み合うシーンもあり、爪や牙による傷が無いのは不自然と言えば不自然なのですが、実際に対峙している凄さは充分に伝わってきます。

しかし、これは例外としても野生でヒグマと遭遇し、素手で立ち向かって勝利するのは至難の業となるようです。


ツキノワグマ対格闘家

続いては、熊界の中量級「ツキノワグマ」です。

クマの写真

出典画像:Wikipedia

このあたりから、実際に格闘家が熊を撃退したと言う話も信憑性を帯びてくるようです。

八段の腕前を持つ空手家が、山梨県の山中でツキノワグマと遭遇しました。

立ち上がるツキノワグマを前に、覚悟を決めて臨戦態勢に入りました。

意外にツキノワグマの攻撃は鈍くワンパターンで、すぐに傾向がつかめたようです。

ツキノワグマの前肢の単調なパンチをかいくぐり、腹に前蹴りそして鼻先に正拳突き2発を見事に打ち抜いたそうです。

これで、ツキノワグマは戦意喪失して退散していったとのことです。

実際にこの事件はニュースでも取り上げられていて、空手家のインタビュー映像も流されています。

しかも、この空手家は当時68歳だったのですから驚きですね。

どうやらツキノワグマの弱点は鼻のようで、ここに強烈な一撃をくらわすことが出来れば充分に勝機があるようです。

そうなると、今旬なプロボクサーの井上尚弥チャンピオン(三階級王者)なら、ヒグマは厳しいかもしれませんが、このツキノワグマ相手なら何とか退けられそうですね。

引用画像:井上尚弥オフィシャルブログ

得意のワンツーをツキノワグマの鼻っ柱に打ち込めば、ツキノワグマは慌てて退散してしまうのではないでしょうか。

ただし、あくまでも戦意喪失させて逃げるというところでしょうね。

例えツキノワグマであっても、素手でとどめを刺すのは至難の業となりそうです。

勿論、勝利するとしても危険と隣り合わせであると言うことは忘れてはいけません。

また、余談ですが、山中で素人の夫婦がツキノワグマと出くわしてしまいました。

あろうことか、ツキノワグマが奥さんに向かって突進して来たそうです。

この時、旦那さんがツキノワグマの前に立ちふさがると、その剣幕に驚いたツキノワグマはそのまま退散したという報告もあります。

基本的には、熊は臆病な動物です。

素人が戦いを挑むことはおすすめはしませんが、ヒグマの場合と異なり対策次第では難を逃れることは出来るかもしれません。

最小種マレーグマであれば!

マレーグマという種類の熊がいます。

クマの写真

出典画像:Wikipedia

こちらは、熊の中では最小種となり体長も100から150センチメートル程度、体重も25から65キロ程度の小さな熊です。

この種であれば、格闘家であれば五分以上に渡り合えそうです。

ただし、あくまでも格闘家の場合ですね。

このマレーグマが人を襲い、命を奪ってしまった事故の報告もあるのですから。

最小種の熊とは言え、野生動物で人間が素手で勝てる相手はそういるものではありません

くれぐれも、変な自信は持たないことが賢明です。


ランク表から見る優越

ここに陸生動物の強さランク表があるのですが、最も強いAaaにはアフリカゾウ、次いでAaにインドゾウ、Aにサイやカバなど名だたる動物が並ぶのです。

この中で、4番目となるBaaに「ホッキョクグマ」5番目となるBaに「ヒグマ」が入ります。

7番目のCaaに「ツキノワグマ」8番目となるCaに「ニホンツキノワグマ」と「格闘家」が入っています。

因みにマレーグマは9番目のCランクです。

このことからも、前述の熊と格闘家の対戦シミュレーションはあながち的外れではないと言えますね。

 

まとめ

今回、熊対人間(格闘家)を考えてみました。

野生のヒグマ相手であれば、どのような偉大なる格闘家でもなかなか勝機を見出すことは難しそうです。

ツキノワグマ(ニホンツキノワグマ)相手であれば、何とか勝機を導き出せると言う結果になりました。

しかしこれらは、あくまでもシミュレーション上での見解です。

少々腕っぷしに自信があるからと言って、熊に戦いを挑もうとは思わないでくださいね。

現実の世界では、熊に限らず野生動物とは、平和に共存する道を選ぶのが一番なんです。

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