最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10

危険生物の最強ランキング

「危険生物と言えば?」

こう質問を投げかけられた場合に、多くの方は「獰猛な肉食獣」と「恐ろしい有毒生物」の2つをイメージするのではないでしょうか?

今回は、後者である「有毒生物」その中でも代表格とされる毒蛇について考えてみたいと思います。

ヘビの写真

出典画像:Wikipedia

世界には3000から3500種ものヘビが存在しますが、そのうちの600から700種程度が毒蛇とされています。

日本ではハブやマムシが毒蛇としては有名ですが、世界にはそれらを遥かに凌駕する強力な毒蛇が存在するのです。

今回は、そんな毒蛇の中でも危険とされる種をランキング形式でお届けします。

題して「最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10」です。どうぞお楽しみください。


毒蛇

毒蛇とは、その名の通り毒を有する蛇のことになります。唾液に毒性を含み、毒牙を使って相手に毒を注入します。

一部不快な排出物を分泌する種もありますが、それは残念ながら毒蛇には属しません。

ヘビは、分類上爬虫綱有鱗目ヘビ亜目に属します。

その下位分類に「ムカシヘビ上科」「メクラヘビ上科」「ナミヘビ上科」がありますが、その中で「ナミヘビ上科」にのみ毒蛇の種が存在することになります。

ナミヘビ上科の中で毒蛇となる種

  • コブラ科全種
  • ウミヘビ科全種
  • モールバイパー科全種
  • クサリヘビ科全種
  • ナミヘビ科の一部
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出典画像:Wikipedia

毒蛇の比率としては、50%程度を「コブラ科およびウミヘビ科」が占め、残りを「クサリヘビ科」と「モールバイパー科およびナミヘビ科」で分ける感じになりますね。

毒性

毒蛇の持つ毒性の多くは「神経毒」と「出血毒」になります。それ以外にも「溶血毒」「細胞毒」「心臓毒」「筋肉毒」が含まれる場合があるとされています。

また、よく「コブラは神経毒を持ち、クサリヘビが出血毒を持つ」このように言われることがありますが、実際にはどちらも両方の毒素を含むと考えられています。

なお、同じ毒素でも種によって強弱などが異なり、その判断が難しいのも事実のようです。

半数致死量-はんすうちしりょう-(LD50)

毒性を判定する基準値として「半数致死量(median lethal dose)」が使われます。

これは、投与された動物のうち半数が死亡する用量のことで「LD50(Lethal Dose, 50%)」と表記されます。

単位としては対象物の体重1キロあたりの投与量として「mg(mg/kg)」表示されることが多いですね。

より数値が小さければ毒性が強いとされています。

今回のこのランキングもこの半数致死量を基本として考えます。

※ただし、現在ではこの半数致死量の算出には懐疑的な意見があり、ある一定基準値よりも毒性が上か下かを判断する「固定用量法」が毒性試験ガイドラインなどでは多く使われるようになりました。

そうは言ってもこの半数致死量数値を表示されてもあまりピンとこないかも知れません。よく毒蛇の場合に使われるのが「〇〇の何倍の毒性」と言うものです。

ここでは、日本人に馴染みの深いマムシを基準に見てみましょう。

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マムシ基準「マムシの半数致死量は20 mg/kgになります。」

因みに、マムシは毒性強度では78位にランクされています。


今回の考え方

今回の「最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10」ですが、上述のように大原則はそれぞれの毒蛇の持つ毒性の半数致死量です。

ここに、その毒蛇の持つ攻撃性などの性格に遭遇のしやすさ、毒量などを鑑みてランキングをしてみたいと思います。

例えば、強い毒性としてはウミヘビの種が多いのですが、通常の生活においての遭遇率は陸生の種に比べて低くなりますね。

このような方式で、考えてみたいと思います。

基準となる毒蛇の半数致死量(LD50)ランキング

まずは、一般的に記されている毒蛇の半数致死量ランキングを見てみましょう。

これは純粋にその毒蛇の持つ毒性の強さを表現したものです。

ただし、資料によりその数値や順位が異なるものもありますので、ここでは多く見られる数値で表現します。

  • 第1位 インランドタイパン(ナイリクタイパン) 半数致死量は0.025 mg/kg(マムシの800倍)
  • 第2位 イースタンブラウンスネーク 半数致死量は0.0365 mg/kg(マムシの550倍)
  • 第3位 デュボアトゲオウミヘビ 半数致死量は0.044 mg/kg(マムシの450倍)
  • 第4位 セグロウミヘビ 半数致死量は0.067 mg/kg(マムシの300倍)
  • 第5位 ツノウミヘビ 半数致死量は 0.079 mg/kg(マムシの250倍)
  • 第6位 タイパン 半数致死量は0.106 mg/kg(マムシの190倍)
  • 第7位 アマガサヘビ 半数致死量は0.108 mg/kg(マムシの190倍)
  • 第8位 クロガシラウミヘビ 半数致死量は0.111 mg/kg(マムシの180倍)
  • 第9位 イボウミヘビ 半数致死量は0.1125 mg/kg(マムシの180倍)
  • 第10位 コンゴミズコブラ  半数致死量は0.12 mg/kg(マムシの170倍)

今回のランキングはこの10種に以下の特別シード枠の5種をくわえた15種がエントリーとなります。

特別シード枠

  • 第13位 カーペットバイパー 半数致死量は0.151 mg/kg(マムシの130倍)
  • 第23位 ブラックマンバ 半数致死量は0.32 mg/kg(マムシの63倍)
  • 第30位 インドコブラ 半数致死量は0.45 mg/kg(マムシの44倍)
  • 第39位 ラッセルクサリヘビ 半数致死量は0.75 mg/kg(マムシの27倍)
  • 第47位 キングコブラ 半数致死量は1.7 mg/kg(マムシの12倍)

以上の15種をエントリーとしてこの中からTOP10を考えたいと思います。

因みに、シード枠は四大毒蛇として知られている3種と最強の毒蛇として名高い2種になります。

 

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10

それでは、最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10を見ていきましょう。

今回は「毒の強さ(30点満点)」「体長毒量(30点満点)」「攻撃性(20点満点)」「遭遇率(20点満点)」の4項目、計100点満点での総合評価となります。

こうなると、例え毒性が強くてもトータルバランスが整わないと上位になるのは難しいですね。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第10位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第10位となったのは、「ラッセルクサリヘビ」です。

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出典画像:Wikipedia

  • 毒の強さ(30点満点)  11点
  • 体長毒量(30点満点)  15点
  • 攻撃性(20点満点)   10点
  • 遭遇率(20点満点)   15点
  • 合計得点(100点満点) 51点

四大毒蛇と称されるラッセルクサリヘビですが、毒の強さは39位とそれほど高い数値ではありません。

体長は120センチメートル程度ですので、中型の部類に入ります。

しかしながら、毒性が特徴的なんです。例え、命が助かっても患部の切断や後遺症が残りやすく、このことから現地では非常に恐れられているヘビになります。

ただし、ラッセルクサリヘビの攻撃性は、そこまで高くはないようです。むやみやたらと襲ってくるわけではありません。

また、陸生で南アジア一帯の広範囲に分布しておりますが、生息密度にはムラがあるため、必ずしも遭遇率が高いわけではありません

合計しますと51点。四大毒蛇と称されることを考えると、ラッセルクサリヘビの第10位はやや残念な印象ですね。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第9位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第9位となったのは、「クロガシラウミヘビ」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  23点
  • 体長毒量(30点満点)  13点
  • 攻撃性(20点満点)   13点
  • 遭遇率(20点満点)    5点
  • 合計得点(100点満点) 54点

クロガシラウミヘビは毒の強さは、ウミヘビの中では比較的弱く感じるかも知れませんが、それでも堂々の8位なんです。

また体長は120センチメートル程度とウミヘビとしては大きな方ですが、毒量が多いと言うわけではないようです。

一般的に、ウミヘビ類は温厚な性格が多いのですが、このクロガシラウミヘビは比較的攻撃的な部類に入るようですね。

人間に対して能動的に向かうことが多く、沖縄ではこのクロガシラウミヘビによる被害も多く報告されています。

ただ、水生(インドネシアからニューギニアの海に分布)のヘビということもありますし、遭遇率は陸生のヘビに比べて著しく低くなります。

合計しますと54点。毒性が強いクロガシラウミヘビですが、その他が及ばず第9位となってしまいました。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第8位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第8位となったのは、「インドコブラ」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  12点
  • 体長毒量(30点満点)  16点
  • 攻撃性(20点満点)   12点
  • 遭遇率(20点満点)   20点
  • 合計得点(100点満点) 60点

四大毒蛇と称されるインドコブラですが、毒性は30位とそこまで強力というわけではありません。

体長は130センチメートル程度ですが、身体のわりに毒量が多いので危険種とされています。

血清の開発が進み、死亡率はだいぶ低くなってきていますが、特有の毒なので皮膚の壊死などの後遺症が起こりやすいのが特徴です。

攻撃性はそこまで高くはありませんが、陸生であり分布域がアジア全土と広範囲にわたること、そして農耕地に生息することから遭遇率は非常に高くなります。

合計しますと60点。こちらインドコブラも四大毒蛇としては少々物足りない印象の第8位です。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第7位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第7位となったのは、「カーペットバイパー」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  14点
  • 体長毒量(30点満点)  10点
  • 攻撃性(20点満点)   20点
  • 遭遇率(20点満点)   18点
  • 合計得点(100点満点) 62点

四大毒蛇と称されるカーペットバイパー、その毒性は13位とまずまずの強さと言ったところでしょうか。

体長は60センチメートル程度と比較的小さな毒蛇ですので毒量もそこまで多くはありませんが、毒性の強さが十分にそれを補ってしまいます。

また、非常に攻撃性が強く無条件に近寄っただけでも激しい攻撃を仕掛けてきます。

陸生のうえ、分布域も中東からインドにかけて広範囲にわたりますので遭遇率は高くなりますね。

一説には、このカーペットバイパーにより最も多くの人間が命を落としていると言われるほどなんです。

合計しますと62点。このカーペットバイパーの第7位は、恐怖の四大毒蛇としてはやはり物足りない順位かも知れませんね。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第6位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第6位となったのは、「キングコブラ」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  10点
  • 体長毒量(30点満点)  30点
  • 攻撃性(20点満点)   10点
  • 遭遇率(20点満点)   15点
  • 合計得点(100点満点) 65点

地上最強にして最大のキングコブラですが、毒性の強さは47位と意外?に強くありません。

しかしながら、平均3メートルにもなる巨体から放出される毒量は半端ではありません。そのため、現地では「咬まれた場合にはまず助からない。ゾウをも倒す恐ろしいヘビ。」と恐れられています。

攻撃性はそこまで強くなく通常であればキングコブラの方から去っていきますが、分布域がアジア全域と広範囲であることと陸生であるため遭遇率は高くなってしまいます。

合計しますと65点。第6位となったキングコブラ、やはり恐るべし毒蛇なのでしょう。


最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第5位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第5位となったのは、「アマガサヘビ」です。

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出典画像:Wikipedia

  • 毒の強さ(30点満点)  24点
  • 体長毒量(30点満点)  17点
  • 攻撃性(20点満点)   10点
  • 遭遇率(20点満点)   16点
  • 合計得点(100点満点) 67点

四大毒蛇と称されるアマガサヘビです。毒の強さも7位と流石ですね。

ただ、体長150センチメートル程度とそこまで大柄ではありません。

しかし、それなりの毒量を出すことと毒自体が特徴的でまわりが速くしかも痛みを感じないので手遅れになる事例が多く報告されています。

アマガサヘビは、性格的にはそれほど攻撃的ではありません

しかしながら、中国からラオスまでアジア大陸の広範囲に分布し、人間との接触が多い環境に生息するので危険性は高いです。

合計しますと67点。アマガサヘビの第5位は、流石四大毒蛇!面目躍如と言ったところでしょうか。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第4位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第4位となったのは、「ブラックマンバ」です。

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出典画像:Wikipedia

  • 毒の強さ(30点満点)  13点
  • 体長毒量(30点満点)  28点
  • 攻撃性(20点満点)   20点
  • 遭遇率(20点満点)   10点
  • 合計得点(100点満点) 71点

恐怖の毒蛇と恐れられるブラックマンバも、毒性単体では23位とそこまでの強さではありません。

しかしながら、毒蛇としてはキングコブラに次ぐ大きさを誇り、もちろん毒量も多くなります。

そして即効性があり致死率は極めて高くなります。未治療の場合の致死率は、ほぼ100%とさえ言われています。

また、ブラックマンバが厄介なのは、攻撃性が高いことと動きが俊敏であることです。「遭遇=襲撃」の危険性は、捨てきれません。

しかしながら、陸生ではあるもののアフリカ大陸の限定的な分布から、そこまで遭遇率は高くありません。

合計しますと71点。第4位のブラックマンバ、「恐怖の毒蛇」は伊達ではありませんね。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第3位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第3位となったのは、「イースタンブラウンスネーク」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  28点
  • 体長毒量(30点満点)  18点
  • 攻撃性(20点満点)   18点
  • 遭遇率(20点満点)   13点
  • 合計得点(100点満点) 77点

毒蛇で2番目の強さの毒性を持つのがイースタンブラウンスネークです。

体長150センチメートル程度とそこまで大きいわけではありませんが、注入する毒量は意外と多いようです。

また、俊敏な動きに攻撃的な性格も非常に脅威ですね。

身体を曲げた状態で相手に近づき、そのまま一気にとびかかり咬みつきます。その素早さには、恐らく対応しきれないでしょう。

陸生ではありますが、分布域がオーストラリアの一部と限定的なのでそこまで遭遇率は高くありません。

しかし生息環境が人間に近いので、油断は禁物なんです。

合計しますと77点。第3位となったイースタンブラウンスネーク、毒性の強さが光ります。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第2位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第2位となったのは、「タイパン」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  24点
  • 体長毒量(30点満点)  27点
  • 攻撃性(20点満点)   15点
  • 遭遇率(20点満点)   13点
  • 合計得点(100点満点) 79点

毒性としては6番目の強さとなるタイパンです。

非常に強力な毒を持つだけでなく、個体によっては3メートルを超すほどの大蛇で、毒蛇としてはキングコブラ、ブラックマンバに次ぎ3番目の大きさを誇ります。

もちろんその分注入する毒量も多く、一説には一咬みで成人男性12人分の致死量とも言われています。

基本的に争いは好まないとされてはいますが、実際には近くで動くもの全てに咬みつくなど非常に攻撃的な性格をしてるのです。

また襲う場合には、複数回の咬みつきが確認されています。ここからもその激しい性格が見て取れますね。

分布がニューギニア島南部とオーストラリア北部と限定的ではありますが、農耕地にも生息していることから人間に対する危険性は十分にあります。

合計しますと79点。毒性も強く身体も大きいタイパンは第2位、やはり危険な毒蛇なんですね。

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10 第1位

最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10第1位となったのは、「インランドタイパン(ナイリクタイパン)」です。

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  • 毒の強さ(30点満点)  30点
  • 体長毒量(30点満点)  26点
  • 攻撃性(20点満点)   20点
  • 遭遇率(20点満点)   10点
  • 合計得点(100点満点) 86点

インランドタイパンは、その毒性の強さでは圧倒的な1位となります。断トツなんですね。

さらに厄介なのが、体長も2メートルオーバーと言う大きさと、それゆえに注入する毒量が非常に多くなることです。

しかしながら、このインランドタイパンの恐ろしいところはそれだけではありません。

最も恐ろしいのは、その攻撃的な性格と俊敏な動きですね。敵と認識したら、素早い動きで何度でも咬みつき大量の毒を注入してくるのです。

一咬みで成人男性100人分の致死量とも言われているのです。そう考えますとその恐ろしさがヒシヒシと伝わりますね。

分布域がオーストラリアの一部と限定的ではありますが、出会ってしまったら最大の恐怖となる毒蛇です。

※文献によりナイリクタイパンの攻撃性は低いとする意見もありますが、ここではより多く聞かれる高い攻撃性の方で伝えています。

合計しますと86点。最強毒を保有する毒蛇は、そのまま最強の毒蛇となります。

インランドタイパンの第1位は誰もが納得ではないでしょうか。


まとめ

今回、最強の毒蛇の危険度ランキングTOP10をご紹介しました。

第1位となったインランドタイパン(ナイリクタイパン)は、毒の強さに毒の量そして攻撃性と圧巻の危険度なんですね。

以外だったのが、四大毒蛇と称される毒蛇です。

最高位がアマガサヘビの第5位と言うのですから、少々物足りない気もします…。

四大毒蛇と言ってもインドおよび周辺でのことなので、これが世界規模となると致し方ないのでしょうか。

また、多くの方が意外と感じたかも知れませんが、毒性の強いとされるウミヘビがTOP10には第9位のクロガシラウミヘビだけでした。

毒性の強さだけで見れば、第3位のデュボアトゲオウミヘビに第4位のセグロウミヘビ、そして第5位のツノウミヘビと上位を占める種がそろってランク外となってしまいました。

これは、比較的小型種となることと臆病な性格そして水生という遭遇のしにくさが、総じてマイナスポイントになってしまったことにあります。

やはり、毒蛇の危険性は、陸生の種で日常に潜むものが一番恐ろしいと言うことですね。

日本では、沖縄など一部の地域以外では、あまり毒蛇の危険性を感じることが少ないですが、一歩外に目を向けると危険な毒蛇がうじゃうじゃといるのです。

海外旅行などに行く際には、くれぐれもお気を付けください。

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