チーターは人間を襲って食べる?格闘家なら勝てるかも!なつくとかわいいでかい猫

危険な哺乳類

チーターはご存知「サバンナにいる肉食動物」です。また、「肉食動物なら人間を襲う」とイメージする方も多いでしょう。

ところが、チーターが人間を襲って食べることはまずありませんし、そもそもサバンナでも最弱とまで言われています。

またネットの画像検索でもチーターが人間に撫でられ気持ちよさそうに目を閉じている画像もあり、実は懐くと可愛い動物と言えます。

この記事ではそんなチーターの生態、サバンナのスピードマスターと言われる理由、そしてなぜここまで「弱い」と言われるのかについてご紹介していきます。

チーターの生態・特徴

チーターの写真出典画像:Wikipedia

  • 学名:Acinonyx jubatus
  • 分類:食肉目ネコ科チーター属
  • 分布:アフリカ大陸草原部
  • 体長:110~150cm
  • 体重:35~72kg

チーターは地上で最も速く走れる動物として知られており、ライオンやトラ、ヒョウやジャガーと比べる体は細く足が長く、胸板が厚いです。

MAXスピードは時速80~110kmほどで、インパラやトムソンガゼルなどの草食動物を捕食します。

この驚異的なスピードは、常時出ている爪で地面をしっかり掴み、頑丈な肉球で地面を強く蹴り、柔らかい背骨で身のこなしが早く、そして大きな肺と大きな心臓で全身に一気に血液と酸素をめぐらせることで実現しています。

ただし、この最高速度は持続せず、数百mほどしか続きません。それでも獲物の追跡のために5kmほど追走することもあります。

体毛は短く黒い斑点が全身にあり、腹部にも斑点があります。また、特徴としてほかのネコ科の動物と違い、爪をしまうことができません。



チーターの識別/ヒョウやジャガーとの違いは斑点模様

大きさとしてはヒョウやジャガーよりも小柄で、頭が小さく、全身がバネのように筋肉質です。

また、体にある模様について、ヒョウは環状の黒い斑点模様ですが、ジャガーはその黒い斑点模様の中に黒い点があります。このヒョウやジャガーの模様のことを「梅花模様」とも呼ばれています。

一方のチーターは黒い斑点で「水玉模様」です。そして顔の目の下にも黒い点があります。

しかしごく稀に水玉模様が崩れているチーターが見つかっており、「キングチーター」と呼ばれています。野生・飼育下合わせても世界で数十頭しか確認されておらず、突然変異種のようです。

このキングチーターは見た目が同じサバンナに生息するサーバルに似ています。

サーバルの写真出典画像:Wikipedia

チーターには弱いから勝てる?単なる人懐っこいでかい猫!?

チーターは肉食動物です。インパラやガゼルをものすごいスピードで追走し、首元に噛みつき窒息死させます。
ところが、「チーターは弱い」とも言われています。またネットには人間に腕枕されてスヤスヤ寝ている画像も載っています。

チーターの危険性や人間との関係についてこの章ではご紹介していきます。

チーターは弱い!?

チーターのサバンナでの強さの序列はハイエナよりも弱く、もちろんライオンにも勝てません。

実はチーターの顎の力は顔の大きさに比例して弱く、ライオンやハイエナとは勝負になりませんし、チーターが彼らに遭遇した場合は、速やかに退散してしまいます。

その様子は子育ての仕方にも現れており、主にメスが子育てをしますが、母チーターは定住せず、巣を数日毎に変えて、敵の襲撃を避けサバンナを転々とします。


サバンナの平和主義者

チーターは瞬発力と走力は並はずれたものがありますが、ハンターとしての殺傷能力は同じ食肉目のネコ科のなかでは極端に低いです。

この能力的な低さは、チーターのもつ平和主義的な性格、無駄な争いを避ける性格に現れています。

このようにチーターが不要な争いを好まない、平和主義的な性格になった理由は、サバンナでも最弱とも言われる脆弱さゆえに、少しの怪我も命取りになってしまうからです。

チーターにとって走力は生命線です。怪我をして走れなくなってしまうと狩は全くできません。まさにチーターはアスリートのように、「怪我」というリスクを避けているのです。

チーターが人を襲って食べることない!?

チーターは自分よりも大きい動物は襲いません。そして時として獲物であるはずのインパラとすらじゃれあう姿が確認されているほど、温厚な性格をしています。

この「自分よりも大きい動物」の中に人間も入るので、人間を襲うことはまずありません。

たとえ襲ってきたとしても、多少筋肉を鍛えている人間であれば簡単にねじ伏せることができます。

そもそも襲う以前に近づいてこないぐらい臆病な性格でもあります。

チーターが人間になつく!?ペットにもなる!?

野生のチーターは無益な争いを避け、身長で臆病な性格をしています。

それでは飼育下のチーターはというと、一層性格は丸くなり、もはや大型の猫になります。

声はライオンや表のような「ガオー」ではなく、家猫のように「ニャッ」と鳴きます。

喉元をさすればゴロゴロと甘えた声を出します。

チーターのまとめ

いかがでしたでしょうか。サバンナのスピードマスターであり、最弱とまで言われるチーター。

まさにアスリートのように怪我をするリスクを最小にした結果として、慎重で臆病な性格になりました。

しかしながら、あくまで肉食動物です。一番危険なのことは「最弱」と舐めてかかることです。

狩をする能力は人間以上にあるのということを忘れてはいけないでしょう。

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