地球に生を受けた数多くの動物達。
その歴史は、誕生から進化そして絶滅の繰り返しとされています。
何と、これまでに誕生した生物の90パーセント以上が絶滅をしていると言うのです。
その数は、50億種から500億種ともされています。
絶滅してしまった種の中には、その時代で生態系の頂点に君臨した恐ろしい肉食獣も含まれています。
もしも、今の時代にもその頂点を極めた恐ろしい肉食獣が生存していたら・・・。
考えただけでも、怖くなってしまいますね。
今回は、そのような絶滅してよかったと思う恐ろしい動物達をご紹介いたします。
題して「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」。
果たしてどのような動物がランクインするのでしょうか。
目次
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10の考え方
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」を考えるにあたり、その選考基準次第では様々なランキングの結果が考えられます。
今回は、もしその動物が現代にも生存していた場合に、「私達人類の日常生活を脅かす。」このことに着眼して考えてまいります。
従って、水生生物よりも陸生生物の方がやや有利になってしまうかも知れません。
その点は予めご了承ください。
それでは、早速ランキングにまいりましょう。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第10位から第5位
まずは、「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」の第10位から第5位となる下位ランキングをご紹介しましょう。
下位ランキングと言っても、絶滅した50億種から500億種の中のランキングですので、非常に恐ろしい動物であったことに変わりません。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第10位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第10位は「メガロドン」です。
- 種 類 サメ
- 生息地 世界中の海
- 大きさ 13から20メートル
- 備 考 咬む力は20トン以上 史上最強の魚類
このメガロドンの第10位ですが、古代の魚類に精通されている方からはお叱りを受けてしまうかも知れません。
何と言ってもメガロドンは、体長が13から20メートルにもおよび咬む力も20トンと言うモンスター級のサメなのです。
多くの魚類研究者が口をそろえて「メガロドンは魚類史上最強」と言っているのですから、如何に凄まじいかはお分かりいただけるでしょう。
今から1800万年から150万年前(2600万年から600万年前など他説あり)、メガロドンはその大きな体と強力な顎の力そして大きく鋭い歯を武器に、世界中の海で生態系の頂点に君臨していたと考えられています。
大きさだけ見ても、現代のジンベイザメやマコウクジラと同等の大きさなのです。
近縁種となるのがホホジロザメですので、マコウクジラクラスの大きさを誇るホホジロザメを想像していただくと分かり易いですね。
このモンスター級のサメは、主にはクジラ類を捕食していました。
一時代を築いたメガロドンですが、環境の変化(海水温の低下など)についていくことが出来ずに絶滅の道を歩むことになります。
もしも現代にもこのメガロドンが生息をしていたら、海における危険は今の何十倍にもなっているでしょう。
しかし、その危険は海水浴や釣りなどのレジャーまたは漁師さんなど海上での仕事をされる方などに限定化されてしまいます。
勿論それでも恐怖には変わりありませんが、このことから今回は第10位とさせていただきました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第9位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第9位は「ティタノボア」です。
- 種 類 ヘビ
- 生息地 南米(コロンビア)
- 大きさ 12から15メートル
- 備 考 ワニを捕食する史上最大のヘビ
ティタノボアは、6000万年前に生息していた史上最大のヘビで、その全長は12から15メートルにもなるのです。
体重は1トンを超え、最も太い部分においては直径1メートル以上にもなる桁外れの大きさを誇ります。
ティタノボアの名前(巨大なボアの意味)からもお分かりのように、現存するボアやアナコンダの祖先筋にあたりワニなどを丸呑みにしていたと考えられています。
対応調節が出来ないことから、気候変動についていけずに絶滅したとされるティタノボアですが、仮に現代に生きていたらどうなるでしょうか。
近縁となる現代のオオアナコンダは、ワニは勿論ですが人間や牛に馬、ジャガーなども捕食対象としているのです。
このことからも、仮にティタノボアが現代に生存していたら、私達人間にとっては非常に驚異の存在となることは間違いありません。
地域住民を恐怖に陥れることでしょう。
しかし、オオアナコンダには体が重く動きが遅いという欠点があり、捕食対象であるワニやジャガーから反対に捕食されてしまうこともしばしばあります。
そうなると、ティタノボアの動きはもっと鈍いとも考えられますので、少しは付け入る隙がありそうですね。
この付け入る隙を考慮して、今回は第9位としました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第8位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第8位は「サルコスクス」です。
- 種 類 ワニ
- 生息地 アフリカ大陸(サハラ砂漠で発見)
- 大きさ 11から12メートル
- 備 考 咬む力は8トン(ティラノサウルスの2倍)
サルコスクスは白亜紀前期(1億4550万年前から1億年前)にアフリカに生息していた巨大なワニになります。
つまり恐竜と同じ時代に生きた大型爬虫類ですね。
生息域は現代のワニと同様に川などで、水を飲みに来た恐竜を捕食していたと考えられています。
サルコスクスは、その体長が11から12メートルと非常に大型のワニでした。
しかも咬む力は8トンにもおよぶのです。
これはあのティラノサウルスの倍にもなる数値ですので、咬みつかれた恐竜はなすすべもなく水中へと引きずり込まれていったでしょう。
実は、サルコスクスなどの登場前には水生の恐竜もいたようですが、これら巨大ワニの登場で姿を消してしまったようです。
生態系をも変化させて淡水の頂点へと昇り詰めた実力は、驚愕そして驚異ですね。
もしも、このサルコスクスが現代にも生存していたとしたらどうでしょう。
サルコスクスの生息地は、人間の生活において欠かすことの出来ない「川」です。
地域住民の不安は極限へと達してしまうでしょう。
しかし、危険域が水辺近くと限定されることから今回は第8位としました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第7位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第7位は「アンドリューサルクス」です。
- 種 類 哺乳類(現存しないメソニクス目)
- 生息地 ユーラシア大陸東部(現モンゴル)
- 大きさ 4から6メートル程度
- 備 考 史上最大の陸棲肉食獣
アンドリューサルクスは、4500万年から3600万年程前に、今のモンゴルに生息していたとされる史上最大の陸生肉食獣です。
分類としては、現在では存在しないメソニクス目の哺乳類になります。
因みに、現代における最大の肉食獣はホッキョクグマでその体長は3メートル程度ですから、その倍にもなるアンドリューサルクスが如何に大きな肉食獣となるかは容易に想像がつきますね。
しかし、このアンドリューサルクスの肉食獣説には少々懐疑的な見方もあるようです。
元々は、捕食性の高いオオカミやハイエナのような体型の大型獣として語られてきました。
しかし、最近では腐肉食か雑食として語られることの方が多くなってきているのです。
これは「歯の形状から、攻撃的に獲物を狩るというよりも固い獲物を嚙み砕く方が適している」こと。
さらには「巨体ゆえに素早く動くことが出来ず、狩りには向いていない」ことからそのように考えられています。
そうなってきますと、この第7位というランキングの雲行きも怪しくなってまいりますが、現状ではまだ捕食性の高い肉食獣の可能性を残してこの順位のままにしておきます。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第6位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第6位は「スミロドン」です。
- 種 類 サーベルタイガー(大型ネコ科)
- 生息地 南北アメリカ大陸
- 大きさ 2メートル程度
- 備 考 史上最強にして最大の牙を持つネコ科生物
スミロドンという名前にあまりピンと来ないかもしれませんが「サーベルタイガーの一種」と聞けばお分かりいただけるかもしれませんね。
スミロドンは、サーベルタイガーの中でも最後に現れた最も大型で最強の種になります。
スミロドンが生息していたのは、250万年から1万年前のアメリカ大陸で、狩りでマンモスを襲う史上最強のネコ科動物と言われています。
サーベルタイガーの名前からも分かるように、スミロドンはサーベルのような長く発達した牙(犬歯)を持ちます。
その長さは24センチメートル程度と驚異的な長さなのです。
また、形状も楕円形で後部が鋸状と鋭利さと強度を兼ね備えています。
この犬歯を相手の喉元に食い込ませて仕留めていたようです。
また、身体の骨格から前肢の筋肉が異常に発達していて、獲物をがっちりと押さえ込むことが出来たようです。
しかしその一方で、後ろ肢が非常に短く速く走るには適していなかったともされています。
地球が寒冷化して、草食獣が数を減らし始めると速く走ることが出来ないスミロドンは、絶滅へと向かってしまいました。
そう考えると、「スミロドンが現代にいてもそれほど脅威ではないのでは?」とも思われるかも知れません。
しかし、もし現代にスミロドンが生息していれば、彼らのターゲットは足の速い草食獣ではなく動きの遅い動物になります。
それには、勿論人間が含まれることは容易に想像がつきますね。
トラやライオン、ヒョウなど現代の大型ネコ科動物には私達人間が獲物として認識されることはあまりありません。
しかし、スミロドンが生息していれば、その狩りのターゲットとして人間に牙を向けることになり得るのです。
実際に生息当時にも人類がスミロドンの狩りの対象となっていたとされています。
そうなれば、非常に驚異ですね。
これらから、今回はスミロドンを第6位としました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第5位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第5位は「ショートフェイスベア」です。
- 種 類 クマ
- 生息地 アメリカ大陸
- 大きさ 4メートル程度
- 備 考 最大かつ最強のクマ
ショートフェイスベアは、180万年前から1万年程前に生息をしていた史上最大にして最強のクマの種になります。
実は、このショートフェイスベアは謎と言いますか、新たな発見も多くありまだ定まり切っていないのです。
以前までは、北米大陸にのみ生息ともされていましたが、南米に生息していたショートフェイスベアの一種である「アルクトテリウム・アングスティデンス」の発見で大きく変わったのです。
この種は、体重が1.6トンとこれまでの1.1トンを大きく更新したのです。
いずれにしても、現代のホッキョクグマよりも大きくて強い、史上最大かつ最強のクマと言うことに変わりはありません。
ショートフェイスベアは、四肢が長く非常に俊敏に動くことが出来たとされています。
現代のクマと言うよりは大型のネコ科動物に近かったと考えられているのです。
鋭い牙と爪そしてパワーにスピードを兼ね備えた最強のハンターだったようですね。
獲物は大型の草食動物で、マンモスなどもその対象としていました。
仮にこのショートフェイスベアが現代にも生存していたらどうなるのでしょう。
現代のクマは生存競争の過程で肉食から雑食へと進化をしています。純粋な肉食は人間との距離が充分に保たれたホッキョクグマだけですね。
ところが、このショートフェイスベアは、人間と距離が近い純粋な肉食獣です。
しかも、クマの中でも最大かつ最強の恐ろしい猛獣なのです。
勿論、人間を獲物と認識し狩りの対象とするでしょう。
第6位のスミロドンと同様に人間にとって脅威以外の何物でもありません。
しかも、俊敏性も兼ね備えているのですから、スミロドンよりもその脅威は大きいですね。
そのことから、ショートフェイスベアは第5位としました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10上位ランキング
ここまでに「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第10位から第5位をご紹介いたしました。
いずれもその時代に生態系の頂点に君臨した猛者達です。
しかし、ここまでの発表で疑問を感じる方もいるかもしれませんね。
「あれ恐竜が出てこない?」
そうなんです。
恐竜を全て含めてしまうと、そのスケールの大きさからランキングを独占してしまうのです。
このことから、陸生肉食恐竜と海生肉食恐竜(爬虫類)はそれぞれ2種ずつのエントリーにしました。
それでもやはりTOP4を恐竜が独占してしまいました。
ここからは、その恐竜が登場する上位ランキングになります。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第4位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第4位は「ティロサウルス」です。
- 種 類 海生爬虫類
- 生息地 北米大陸やオセアニアを中心に幅広い範囲に分布
- 大きさ 15メートル程度
- 備 考 最大級の海生爬虫類
ティロサウルスは、白亜紀後期の8500万年から7800万年程前に生息した海の王者です。
分類としては「有隣目、トカゲ亜目、モササウルス科、ティロサウルス属」に属する獰猛な海生爬虫類になります。
モササウルスの仲間(モササウルス科)としては、比較的後半に進化を遂げて登場した大型種です。
同じ仲間のモササウルス(モササウルス属)と並び、最大級の海生爬虫類とされています。
ティロサウルスは古代の海では最も恐れられた獰猛な肉食獣の一つで、自分よりも小さいまたは同等の獲物には見境なく襲い掛かったようです。
非常に強力な顎には鋭い歯が並び、これで獲物を仕留めて丸呑みにしていたと考えられています。
胃の内容物からこの丸呑みの様子が伺えるようですね。
その捕食対象は魚が主ではありますが、海鳥やサメ、プレシオサウルスや他の種の小さめなモササウルス類などの仲間も構わず襲っていたことも分かっています。
化石には、ほとんどの個体に戦いによってついたとされる傷跡が見られることから、非常に好戦的で獰猛な性格だったことも伺えます。
ティロサウルスは、正確には海生爬虫類なので恐竜ではありませんが、恐竜と同時期を生き抜き海の王者として君臨していたのです。
もし、仮にこのティロサウルスが、現代にも生存していたらどうでしょう。
私達人間が、このティロサウルスの獲物となるのは火を見るよりも明らかです。
近くで海水浴などをしようものなら、あっという間に飲み込まれてしまうでしょう。
前述でメガロドンを海の生物なので第10位としましたが、それをも凌駕するほどの迫力を持つティロサウルスは堂々の第4位にさせていただきます。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第3位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第3位は「モササウルス」です。
- 種 類 海生爬虫類
- 生息地 欧米、アジアなど
- 大きさ 17メートル程度
- 備 考 最大級の海生爬虫類
モササウルスは、白亜紀後期の7900万年から6500万年程前に生息した恐ろしい海生爬虫類で当時の海の生態系の頂点に君臨していました。
分類としては「有隣目、トカゲ亜目、モササウルス科、モササウルス属」に属する獰猛な海生爬虫類で第4位のティロサウルスとは非常に近い仲間になります。
ティロサウルスとは入れ替わるように登場する形になりますので、その進化系かも知れませんね。
全てにおいて、ティロサウルスをより強く大きくした印象となるのがこのモササウルスなのです。
クジラにも負けない大きな体格と、強力な顎に鋭い歯、獰猛かつ好戦的な性格と全てが兼ね備わった海の最強の王者なのです。
実は、多くの専門家がこのモササウルスを史上最強の海洋生物としてその名前をあげているのです。
また、モササウルス最強説を後押しするのが、映画「ジェラシックワールド」で描かれた強烈なシーンです。
インドミナス・レックスを一飲みしてしまうあのシーンは多くの方々の脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。
勿論、映画の中での話ではありますが、あながち間違いとも言えないようです。
また、このモササウルスの生息地にアジアとありますが、実は日本でも北海道に大阪、和歌山などでモササウルスの化石が見つかっているのです。
その昔には、日本の近海にこのモササウルスがいたというのですから驚きですね。
では、このモササウルスが仮に現代に生存していたらどうなるのでしょうか。
第4位としたティロサウルス以上に脅威になるのは間違いありません。
そのことから、モササウルスは第3位とさせていただきました。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第2位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第2位は「スピノサウルス」です。
- 種 類 恐竜
- 生息地 アフリカ大陸
- 大きさ 15から17メートル
- 備 考 史上最大級の肉食恐竜
スピノサウルスは、白亜紀の前期から中期、1億2500万年から1憶年ほど前に生息した史上最大級の肉食恐竜です。
スピノサウルスの最大の特徴は水陸両用の恐竜だったことです。
基本的には、水の中でサメやエイなどを捕食していたとされています。陸上では、4本肢歩行だったようですね。
このスピノサウルスは、化石が紛失してしまったため、なかなか世間に出てこなかった恐竜です。
映画「ジェラシックパーク」でティラノサウルスを撃破して一躍有名になりましたが、実際にはティラノサウルスを倒すことは難しいようです。
そうは言っても、肉食恐竜としては最大となる大きさを誇るのですから、強く恐ろしい部類に入る恐竜であったことは間違いありません。
今回のランキングでは、スピノサウルスを第2位としました。
もし、仮に現代にスピノサウルスが生存していたとしたら、私達人間は立派な捕食対象となりいとも容易く狩ることが出来るでしょう。
そして水陸両用となることから陸上でも水中でも襲われる危険性があります。
これらがこの第2位と言う高順位の理由です。
私達人間を狩るのには、ティラノサウルスを倒すほどの実力は必要ありません。
このスピノサウルスの持つスペックで充分なのです。
水中でも陸上でも襲われる危険性があるというのも非常に厄介ですね。
スピノサウルスの今回の第2位と言う結果は至極妥当ではないでしょうか。
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第1位
「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第1位は「ティラノサウルス」です。
- 種 類 恐竜
- 生息地 北米大陸
- 大きさ 11から13メートル
- 備 考 史上最強の肉食恐竜
ティラノサウルスは白亜紀後期の6850万年から6550万年程前に北米大陸に生息した史上最強の肉食恐竜になります。
恐竜の最後に登場した最も進化を遂げたスーパー恐竜ですので、この最強説も納得ですね。
それまでに登場した多くの恐竜の中でも、断トツの知名度と人気を誇ります。
その気性の荒さは名前の「暴君トカゲ」からも伝わってきます。
また、第2位となったスピノサウルスの登場で最大の肉食恐竜の座は奪われてしまいましたが、それでも13メートルの体長に6トン以上となる体重は驚異的です。
さらに、ずば抜けた身体能力に桁外れの顎の力と鋭い歯、優れた嗅覚・聴覚・視覚・知能と狩りに必要なすべてを兼ね備えているのです。
この時代の他の生物全てが、このティラノサウルスには恐れおののいていたことでしょう。
このティラノサウルスに匹敵するような強さを持つ恐竜は、今のところ確認されていません。
まさに、史上最強の肉食恐竜になります。
仮に、ティラノサウルスが現代にも生存をしていたら、どうなってしまうのでしょうか。
生息地域の住民は片っ端から食べられてしまうでしょう。
考えただけでも恐ろしいですよね。
ティラノサウルスの第1位は誰もが納得の順位ではないでしょうか。
まとめ
絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10をご紹介いたしました。
やはりティラノサウルスの第1位は、断トツかも知れませんね。
実は、これは裏を返すと見てみたい動物と言うことでもあります。
怖いと思いながらも実は、見てみたい。まさに怖いもの見たさがそこにあるような気がします。
今回のランキングを考えるにあたり、気付いたことがありました。
地球の歴史の中で、これまでに絶滅をしたのは50億種から500億種とされています。
1万年以上前の化石時代までは絶滅する種の数は、平均すると1年で100万種につき1種という割合でした。
しかし、時代と共にそのスピードは格段に速くなっています。
現代に至っては、熱帯雨林では森林の消失により、1日あたり74種もの生物が絶滅しているとされているのです。
これには、私達人間の責任が重くのしかかっています。
まさに、恐竜などが絶滅した以上の大量絶滅を我々の手で行っているのです。
このことは決して見過ごしてはいけませんね。