動物達の楽園サバンナ、そこには多くの種の動物達が生息し生態系を築いています。
その生態系の頂点には、大型の肉食獣が君臨することは誰もが知る事実なのですが、大型肉食獣が最強なのかと言うと事情が少し異なってくるようですね。
巨大な草食獣は肉食獣からの狩りの対象となることは滅多にありませんし、そうなった場合に反撃に転じて退治してしまうことも多々あります。
もしも狩りの時のように集団で襲う場合や自分の得意とする環境ではなく、1対1の健全な個体同士の戦いとなったら、この生態系の構図は崩れていくでしょう。
勿論、自然界ではあり得ませんが、あえてもしもそのようなシチュエーションで戦うことがあるとするならば、サバンバの最強動物は一体どの種になるのでしょうか?
今回は、そんな無謀な検証をしてみたいと思います。
勿論、あくまでも想定のお話ではありますけども…。
目次
最初におことわり
サバンナでそれぞれの動物達が生息をするにあたって、その生息形体においては「群れで生活をするものもいれば単独行動のも、気の上で生活をするもの、水中でも活動するものなど」様々になります。
今回このサバンナに生息する最強動物ランキングを行ううえでその想定は「平らな大地で個体同士が1対1で戦う」ことになります。
従って、普段は群れで襲うものがそのまま上位に入るとは限りません。
また、その時の状況などによって結果も異なることがあると思います。
本結果は、様々な動物資料や情報を見聞きしてきた私が想定する私見でありますことご了承ください。
サバナナに生息する最強動物ランキング エントリー動物データ
それでは早速今回のランキングにエントリーする動物を基本データと共にご紹介してまいりましょう。
エントリーしたのは大型の草食動物6種に肉食動物(雑食含む)7種、全部で13種になります。
いずれもサバンナに生息する動物の中においてメジャーで強いとされるものばかりを選んでおります。
さて、一体最強動物に輝くのはどの種になるのでしょうか?
キリン
- 分 類 哺乳綱 偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)キリン科 キリン属
- 体 長 4.5から6メートル程度(体高)
- 体 重 800から1200キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 武器となるのは強力な脚力から繰り出される蹴りと角を打ち付ける首アタック。ライオンにも致命傷を与えることがある。
動物界一の長身で、一見華奢に見えますがそのパワーは桁外れに強く、一蹴りでライオンを殺してしまうこともあります。
アフリカスイギュウ
- 分 類 哺乳綱 偶蹄目 ウシ科 アフリカスイギュウ属
- 体 長 1.7から3.4メートル程度
- 体 重 300から1000キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 武器となるのはパワーと太い角、体当たりされれば相当な衝撃を受けることになる。
巨体にも関わらずスピーディ、その突進力はただただ脅威となります。
アフリカゾウ
- 分 類 哺乳綱 長鼻目 ゾウ科 アフリカゾウ属
- 体 長 6から7.5メートル程度
- 体 重 7000から10000キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 武器となるのは圧倒的な体格とパワーに鋭い牙、踏みつけられるだけでも致命傷を与えることが出来る。
最大の陸上動物!大きさパワー全てが桁外れ、このアフリカゾウの前ではいかなる猛獣も子供扱いとなってしまうかも知れません。
シロサイ
- 分 類 哺乳綱 奇蹄目 サイ科 シロサイ属
- 体 長 3.3から4.2メートル程度
- 体 重 2000から3600キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 巨体から生じる桁外れのパワーと突進力に長く鋭利な角が武器となり皮膚も丈夫である。
陸上動物で象に次ぐ大きさ2位を誇る巨漢のシロサイは、分厚い皮膚の鎧をまとった重戦車で脅威の破壊力を誇ります。このシロサイの突進を受け止められる動物はなかなか存在しないのではないでしょうか。
カバ
- 分 類 哺乳綱 偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)カバ科 カバ属
- 体 長 3.5から4メートル程度
- 体 重 2000から3500キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 テリトリーへの侵入者には非常に好戦的、巨体ゆえパワーもあり大きな口と長い牙が武器となる。
陸上動物で象に次ぐ大きさ2位をサイと争う巨漢、現地では最も人間を絶命させているのはヒョウでもライオンでもなくこのカバで非常に危険な動物です。
シマウマ
- 分 類 哺乳綱 奇蹄目 ウマ科 ウマ属
- 体 長 2から2.8メートル程度
- 体 重 200から450キログラム程度
- 食 性 草食性
- 特 徴 気性が非常に荒く後ろ足の強力な蹴りが武器となる
温厚そうに見えますが、非常に気性が荒く好戦的です。肉食動物も後ろ蹴りで退治してしまうこともあります。
ライオン
- 分 類 食肉目 ネコ科 ヒョウ属
- 体 長 1.7から2.5メートル程度
- 体 重 150から250キログラム程度
- 食 性 肉食性
- 特 徴 百獣の王サバンナ地域では生態系の頂点に属する。強力な牙と爪が武器となる。
言わずと知れた百獣の王ライオン、ネコ科動物ではトラと並び最大種となりサバンナの生態系の頂点に君臨します。
ヒョウ
- 分 類 食肉目 ネコ科 ヒョウ属
- 体 長 1.4から1.9メートル程度
- 体 重 40から90キログラム程度
- 食 性 肉食性
- 特 徴 自分の10倍もの相手を狩ることが出来るパワーに俊敏性、鋭い牙と爪が武器となる。
音を立てずに忍び寄る、気の上から突如襲い掛かる、サバンナの忍者ヒョウ。木登り泳ぎ、跳躍力あらゆる運動能力を兼ね備えた万能選手です。
ブチハイエナ
- 分 類 食肉目 ハイエナ科 ブチハイエナ属
- 体 長 1から1.8メートル程度
- 体 重 45から85キログラム程度
- 食 性 肉食性(雑食)
- 特 徴 丈夫な顎と歯を持つ、噛む力は保有類の中ではトップクラスになる。
視覚聴覚臭覚に優れた名ハンター。ライオンのおこぼれを横取りするイメージもありますが、実際には反対の場合の方が多いようです。
チーター
- 分 類 食肉目 ネコ科 チーター属
- 体 長 1.15から1.5メートル程度
- 体 重 30から70キログラム程度
- 食 性 肉食性
- 特 徴 地上最速の走行スピードに俊敏な反射神経と小さいが鋭い牙が武器となる
走ることに特化したサバンバの俊足モンスター。その時速100キロの俊足を活かした狩りの成功率は50パーセントと非常に高いです。
リカオン
- 分 類 食肉目 イヌ科 リカオン属
- 体 長 0.75から1.12メートル程度
- 体 重 17から36キログラム程度
- 食 性 肉食性
- 特 徴 まるで小型のオオカミ、スタミナと鋭い牙で大型の草食動物をも捕食する
自慢の体力と巧みなチームプレーで狩りを行い時には大型草食動物も捕食してしまいます。
セグロジャッカル
- 分 類 食肉目 イヌ科 イヌ属
- 体 長 0.6から0.9メートル程度
- 体 重 6から12キログラム程度
- 食 性 雑食性
- 特 徴 鋭い歯に賢い知力が武器となる
陸上は勿論安全な土中に巣穴をつくり生活するまた獲物の横取りも巧みでサバンバで生き残る知恵を備える策士でもあります。
ナイルワニ
- 分 類 ワニ目 クロコダイル科 クロコダイル属
- 体 長 4から6メートル程度
- 体 重 400から800キログラム程度
- 食 性 肉食性
- 特 徴 鋭い歯を擁する顎の噛む力は陸上動物最強また太い尻尾も武器となる
1トンにものぼる噛みつく力は史上最強!一度噛みつかれて水中へと引きずり込まれれば一巻の終わりとなってしまいます。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第6位まで!
それでは、前述のエントリーされた動物のデータからTOP10の順位まずは第6位までの結果を発表したいと思います。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 圏外
全13種のエントリーからTOP10を決めるのですから、必然的に3種が圏外となってしまいます。
今回圏外となったのは「チーター」「リカオン」「セグロジャッカル」になります。
チーターはスピードに特化した身体作りを進化させたため細身で軽量化、強力な顎やパワーが備わっていません。またリカオンやセグロジャッカルも普段は集団で狩りを行い大型哺乳類をも捕食すのですが、単体個体の小ささは否めません。
TOP10入りを果たした動物たちと1対1で対峙したとなるとこれら3種は厳しい戦いを強いられることになりそうです。
しかし肉食動物3種がいきなり圏外で姿を消すのも少々驚きですね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第10位「シマウマ」
- 体 格 5点(10点満点)
- 攻 撃 3点(10点満点)
- 防 御 2点(10点満点)
- 俊敏さ 5点(10点満点)
- 合 計 15点(40点満点)
意外かもしれませんが、10位にランクインしたのはシマウマです。
圏外となったチーターはシマウマを襲うと返り討ちにあってしまいますし反対にシマウマがチーターを追い回す映像などもよく目にします。
普段は群れでシマウマを襲うこともあるリカオンやセグロジャッカルも1対1になると大型の部類に入るシマウマには太刀打ちが出来ないと考えられます。
気性が激しく攻撃的な性格にくわえて、時速65キロを出す強靭な脚から繰り出される蹴りは非常に強力な武器となるようですね。稀に不意を突かれたライオンが慌てて逃げるということもあるようです。
しかし、この1対1の戦いの場となると流石にこの10位という位置になるかと思います。勿論、それでも健闘していると思われますね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第9位「ブチハイエナ」
- 体 格 3点(10点満点)
- 攻 撃 5点(10点満点)
- 防 御 3点(10点満点)
- 俊敏さ 5点(10点満点)
- 合 計 16点(40点満点)
9位にはブチハイエナがランクインとなります。肉食獣の面目躍如と言えるかも知れません。
視覚聴覚臭覚がずば抜けて優れサバンバの名ハンターとなります。スタミナも充分で獲物が疲れるまで必要に追い回し仕留めてしまいます。
強靭な顎の力は獲物の骨をも噛み砕く事が出来ますし、また仕留めた大型の草食獣を引きずって移動する驚異的なパワーも強力な武器になります。
やはり、強靭な脚力にスタミナを誇るうえに、非常に強靭な顎と歯そして哺乳動物の中では最も強いとされる噛む力これらの武器を持ち合わせているので、さほど大きくないハイエナですが充分ランクイン出来るのです。
しかし、やはりハイエナが実力を発揮するのは群れで活動をすることが大前提ですので、単体勝負となる今回はこの9位という位置に落ち着いてしまいます。
実際には10位のシマウマとは僅差で複数回のバトルがあればもしかすることもあるかも知れませんね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第8位「ナイルワニ」
- 体 格 7点(10点満点)
- 攻 撃 7点(10点満点)
- 防 御 2点(10点満点)
- 俊敏さ 1点(10点満点)
- 合 計 17点(40点満点)
8位にはナイルワニがランクインします。こちらはシマウマとは反対に意外に低いと感じる方が多いかもしれませんね。
強靭な顎から繰り出される噛む力は陸上生物においては断トツの強さで1.5トンにもなります。これに噛みつかれてしまえば、致命的なダメージを受けることは間違いありません。
水を飲みに来た大型の哺乳類も水中からいきなり襲い掛かり、噛みつき水中へと引きずり込んで捕食してしまいます。
しかし、今回の戦場が陸上ということでかなり不利に働いてしまいます。ワニは陸上では、水中と異なり俊敏性に欠けてしまいますので普段陸上で行動する動物にはあっさりとかわされてしまうであろうし、入り込まれてしまうでしょう。
この戦場が水辺も兼ねていて、水辺からの奇襲攻撃が有効であれば一気に上位へと上り詰めるはずですが、陸上が主戦場の今回はこの位置が妥当かも知れませんね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第7位「ヒョウ」
- 体 格 4点(10点満点)
- 攻 撃 6点(10点満点)
- 防 御 3点(10点満点)
- 俊敏さ 8点(10点満点)
- 合 計 21点(40点満点)
7位にランクインするのはヒョウになります。ヒョウは単独行動ながら狩りの成功率が半分近くと非常に優秀です。野生のネコ科動物で最も分布域を広げることが出来るなど適応能力が高いのでしょうね。
時速60キロで走る瞬発力そして自分よりも大きな獲物をくわえたまま木に登るパワーも兼ね備えています。足音を立てずに忍び寄ったり、何の前触れもなく木の上から突如襲い掛かるなど、忍者のような狩りはヒョウの持つ特殊能力なのかも知れません。
また、木登りにくわえ泳ぐことも非常に得意、さらには驚異的な跳躍力を備え優れた運動能力を有します。
このことからも現地アフリカではライオンと並んで恐れられています。
しかし、そんなヒョウですが狩りの対象となるのは中型のレイヨウやシカ、イノシシやカワイノシシなどがほとんどになります。
稀に奇襲攻撃をしかけて体重900キログラム程度のエランドの成獣を倒すこともあるようですが、今回のように平地で1対1となってしまうと、これでだけ大物揃いの中ではヒョウは小柄な部類となりどうしても分が悪くなりますね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第6位「ライオン」
- 体 格 5点(10点満点)
- 攻 撃 6点(10点満点)
- 防 御 3点(10点満点)
- 俊敏さ 8点(10点満点)
- 合 計 22点(40点満点)
こちらも意外かもしれませんね、早くもこの6位で優勝候補であったライオンが登場してしまいました。
ライオンは言わずと知れた百獣の王で、一般的には最も強い動物で誰もが恐れおののく存在…と実際にはそこまでではないかも知れません。
実際に、速く走ることも出来、泳ぎも得意に並外れたパワーに驚異的な噛む力と肉食動物に必要なほとんどのものを兼ね備えています。サバンナに生息する肉食獣の中では紛れもなく最大で最強になりますね。
しかし、そのライオンがもっぱら狩りをするのは190から550キログラム程度の哺乳類(中にはそれよりも小さいものを襲うこともある)で、それよりも大きな獲物となるとライオンも無傷では済まない危険性があるので通常では狩りの対象としません。
中には、象やキリンなどを襲うこともあるようですが、子供や怪我を負った個体などが多く、しかも群れでの狩りとなります。
今回のこの戦いにおいては、中間に位置するこの6位という順位が妥当となるようですね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第5位から第1位!
さて、前半戦でエントリーした肉食動物が全て姿を消してしまうという意外な展開となってしまいました。
いよいよ混沌としてまいりましたが、そのまま続けますね。
上位の結果は以下のようになります。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第5位「アフリカスイギュウ」
- 体 格 7点(10点満点)
- 攻 撃 7点(10点満点)
- 防 御 5点(10点満点)
- 俊敏さ 6点(10点満点)
- 合 計 25点(40点満点)
さて続いて第5位にはアフリカスイギュウがランクインとなります。
アフリカスイギュウはウシ科最大となる動物で、体長は3メートルを超し体重も1トンを超す重量級です。それでいて走るスピードは時速50キロと驚異的です。
また頭部にある角は非常に頑丈で、この角を打ち付けてくる体当たりを食らってしまうと獰猛な肉食動物達も命を落としてしまうことさえ考えられますね。
よくワニやライオンにも捕食されているイメージもありますが、あくまでもワニの場合には水辺での出来事でありますし、ライオンの場合にも集団で襲われている場合になります。
今回は1対1の個体同士での戦いになりますので、単体での戦闘能力はこのアフリカスイギュウの場合には非常に高いので、そうなると野生下での強弱関係は一変してしまいますね。
ただ、野生下でも不意を突かれるとパニックになり数頭のライオンの登場にも数十頭のアフリカスイギュウが慌てて逃げだす様からは想像が付きにくいですが、しかしいったん状況把握が出来れば強烈な反撃に出るのがアフリカスイギュウなんですね。
これら理由から上位となる5位にランクインとなります。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第4位「キリン」
- 体 格 8点(10点満点)
- 攻 撃 7点(10点満点)
- 防 御 6点(10点満点)
- 俊敏さ 5点(10点満点)
- 合 計 26点(40点満点)
第4位にランクインするのはキリンになります。
一見、華奢に見えるキリンですがそれは動物界一の長身であるがゆえのことで、秘めたるパワーはすさまじく強力になります。
勿論、この高さも非常に有効な武器になります。襲い掛かろうにも狙いである喉元に肉食獣の牙が届かないのですから、なかなか手強い相手になりますね。
キリンは同族での縄張りや雌を巡る争いの際にはネッキングと呼ばれる首をぶつけ合う方法で優劣を決めます。一見軟弱に見えますがキリンの首は非常に強力です。
頭には見えにくいのですが5つの角があります。これがクリーンヒットして相手が脳震盪を起こすという映像は見た方も多いのでは無いでしょうか?
また、ライオンなどを追い払う際には長い脚を振り回して攻撃します。あの巨体で時速50キロを出す脚力です、蹴られる方はたまったもんじゃありませんね。実際にクリーンヒットしたライオンが絶命したということも起こっています。
最高の高さから繰り出される必殺の蹴り、キリンの4位も頷けるのではないでしょうか?
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第3位「カバ」
- 体 格 8点(10点満点)
- 攻 撃 8点(10点満点)
- 防 御 6点(10点満点)
- 俊敏さ 5点(10点満点)
- 合 計 27点(40点満点)
いよいよTOP3になりますね。
サバンナに生息する最強動物ランキング第3位はカバになります。その巨体と、何といっても150度も開くという大きな口に巨大な牙、噛む力も非常に強力と途轍もない強さを誇るのがカバなんです。
よく「最強動物はカバ」なんて声も耳にしますが、それほどにカバは強い動物なんですね。一見大人しそうに見える風貌からは想像もつかないくらいに好戦的で、縄張りに入って来る者には容赦なく攻撃を仕掛けていきます。
年間で何百人もの命がこのカバによって奪われているとも、現地ではこのカバが最も恐れられているとも言われていますね。
噛む力の強さは、ワニやライオンをもかみ殺す程のようでワニが真っ二つされたという話は特に有名ですね。
しかも体長4メートル体重3トンという巨体でありながら、時速40キロで走る運動能力は凄いの一言に尽きます。
ただ、やはり陸上の戦いということでこの3位という位置にしました。これが水辺であればもう一つ上でもおかしくないですね。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第2位「シロサイ」
- 体 格 8点(10点満点)
- 攻 撃 8点(10点満点)
- 防 御 9点(10点満点)
- 俊敏さ 6点(10点満点)
- 合 計 31点(40点満点)
さていよいよサバンナに生息する最強動物ランキング第2位になります。
第2位にランクインするのはシロサイです。
破壊力抜群のパワーに大きな角、鎧をまとったような頑丈な体と非の打ち所がないのではないでしょうか?
その大きさは陸上動物では象に次ぎ2番目に大きな動物で、体長4.2メートル体重3.6トンの巨体にも関わらず時速50キロという走行速度と驚異の身体能力を誇ります。
この巨体に大きな角を武器に、力任せに突進されたらほとんどの動物は逃げ出すしかありません。さもなければ命を落としかねないのですから。
また、鎧をまとったような頑丈な皮膚にはライオンの爪も牙も通用しません。元気な大人のシロサイを捕食できる肉食動物は存在しないと思われますね。
しかしながらやはり・・・もうご想像は付いていると思いますので申しますが、1位となるアフリカゾウには敵わないようです。
インドでは、インドゾウとサイの戦いでサイが勝利する場面もあるようですが、アフリカではサイが象に勝利した例は一度もありません。
攻撃力に防御、ここまで兼ね備えていますがあと一歩及ばず第2位となります。
サバンナに生息する最強動物ランキングTOP10 第1位「アフリカゾウ」
- 体 格 10点(10点満点)
- 攻 撃 10点(10点満点)
- 防 御 10点(10点満点)
- 俊敏さ 6点(10点満点)
- 合 計 36点(40点満点)
前項の第2位シロサイの発表時にネタバレしてしまいましたが、サバンナに生息する最強動物ランキング堂々の第1位はアフリカゾウになります。
実際このランキングをするのも虚しくなるほどにこのアフリカゾウは圧倒的に強いですね。
アフリカゾウは陸上に生息する最大の動物で体長7.5メートル、体重10トンとこの桁外れの巨体から繰り出されるパワーの前にはシロサイもカバも簡単に蹴散らされてしまいます。
水場で起きた争いで1頭のアフリカゾウがアフリカスイギュウ15頭を殺したこともあるのだとか・・・。なんとも次元が違いすぎますね。
巨体、パワーそして巨大な牙、鞭のように自在に動かせる鼻と正直なところ、動くだけでも凶器となりかねません。またこの巨体をもってして時速40キロで動くという俊敏さも信じられません。
これらが合わさって攻撃してくるのですから、何が来ても負ける気がしませんね。
また、前述もしましたが真正面から来るような敵には圧倒的なパワーでねじ伏せてしまい、実際にサイやカバもアフリカゾウの前では寝転がされてしまいます。
現地ではアフリカゾウとサイが激突することは珍しくない様で、アフリカゾウにより多くのサイが殺されているという事例の報告もあるようです。
さらに、メキシコではゾウでは最小となるのピグミーゾウとライオンの戦いがサーカスの見世物として行われていたがいずれもピグミーゾウの圧勝のったようです。
成獣であるアフリカゾウの前には雄のライオンが20頭位いて初めて互角に戦える、それくらいの力の差があるようです。
おもしろい発見があるのですが、この動物の最強説は実際には、動物達自信が一番それを知っているようで水場においてはライオンの群れが先に飲んでいても後からサイがくると場所を空けてしまいます。
戦えば自分たちが傷を負うことを理解しているからの行動で、そのサイもそこへアフリカゾウがやって来ればその場を空けるとのことです。
圧倒的な体格で迫りくるアフリカゾウの圧力はまさに別格で、それは水場の主カバであってもそうなってしまうようですね。
まとめ
今回、サバンナに生息する動物達の個体ベースにおける最強ランキングTOP10を想定してみました。
最初にお伝えしたように、様々な資料を基にしてはありますがあくまでも私見であり、異なる意見をお持ちの方も多いかと思います。
場合によっては、下位の動物が上位の動物を撃退することもあり得ると思います。
しかしあながち間違っているとも思えないのですが、皆さんのご意見はどうでしょうか?
肉食獣が前半戦の下位ランキングで全て姿を消してしまう(最高位はライオンの6位)のは少々意外でしたが、その上には名立たる大型動物の存在が…。
動物園で見る優しい表情の裏には、厳しい戦いになれば恐ろしい肉食動物をも撃退する攻撃力、そんな一面も持っているようですね。
そう考えると、動物への興味がますます湧いてきます。動物って実に奥深いですよね。